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我が名は花京院典明!
[215]フェイク『男』:日:03/03/13 19:08 ID:uNN3mlXz
>>76
君の能力は『死者の再現』だ。スタンドのヴィジョンは鋼鉄製のマリア像だ。
このスタンドは『鉄の処女』と同じ構造をしており、生贄を内部に閉じ込めて何本ものトゲで串刺しにする。
そして、内部の生贄を苦しみぬかせて殺害することで、対象を『君の復活させたい死者』に作り変え、『再現』することが出来るのだ。
『死者の再現』のための生贄は『復活させたい死者』になるべく似ている必要がある。
特に、復活させたい死者がスタンド使いの場合、生贄もまたスタンド使いでなくてはならない。
それ以外にも、性別、血液型、血統、スタンド能力の大まかな区分、人生の足跡など、とにかく近くなくてはならない。
それらの理由以外にも、君自身が『復活させたい死者』の情報を良く知っておく必要がある。
このスタンドは内部の生贄を無数のトゲで突き刺し、まず肉体を改造する。
そして、対象の精神をトゲの痛みと肉体改造の苦しみによって無力化することで、その魂やスタンドを死者のものに改造するのだ。
こうやって再現された死者は、本物のその人と同様に活動を行なう。
しかし、再現された死者は『かつて自分が死んだときの状況』に陥ると『死の運命』には逆らえず再び死亡する。
その後には何とか生きている『生贄』が残される。『生贄』は重傷を負ってはいるが、再起可能だ。
『死者』と『生贄』が似ているほど、『死の運命』を発動させるには精密な『死んだときの状況』が必要となる。
だが、完全に『死者』と『生贄』が同一になることなど、クローン人間を用いても不可能なため、
『再現された死者』への『死の運命』を完全に払拭することは出来ない。
それどころか、『再現された死者』は油断していると知らず知らずの内に『死んだときの状況』に引きつけられてしまう。
このスタンドの構造上、人間以外の生物を再現することは出来ない。
このスタンドはそれなりの身体性能を備えており、両腕で相手に抱きついて締め付ける攻撃方法が得意だ。
このスタンドは『ドーン・オブ・レリック』と名付けられた。
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