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アマモトの奇妙なカレーショップ。
- 1 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/11(月) 03:18
- 本日より開店いたします『カレーショップアマモト』
店長は私アマモトでございます。
ここは純粋にカレーと雑談を楽しむスレ、バトルな方は他スレへどうぞ。
それでは、良きカレーを・・・。
メニューは>>2
- 67 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/12(火) 23:42
- >>65-66
「........。」
死なない程度に頼むぞ。
- 68 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/12(火) 23:44
- >>61
微笑ましい、すごく、ああ微笑ましいとも!
「辛口と甘口お待たせしました♪」
それぞれのカレーが小さな皿に盛られてきた。
どっちがどっちかは色で分かるほど。
- 69 : 『O.L』 :日: 2002/03/12(火) 23:46
- 興味深いのか、店内を観察中。さりげに。
- 70 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/12(火) 23:47
- >>69
「........。」
気になる。
- 71 : エフィジー/クルス :日: 2002/03/12(火) 23:48
- >>68
「わー♪」
「カレー…♪」
エフィジー「ちょっと…これ、色が危ない色してない?こんなの食べるの?」
クルス「カレーは…辛口に限ります♪」
ぱく。
エフィジー「あああああああああッッッ!辛ッ…辛いって!ちょ、ちょっと…水…」
クルス「…♪」
一人分の体の中で、二人分の好みの違う食事は、大変です。
- 72 : 煙雨『パニックレイン』 :日: 2002/03/12(火) 23:49
- カレー食い終わるまで待つ。
「そう言えば・・明日原稿締め切りだったな・・」
- 73 : 店内 :日: 2002/03/12(火) 23:50
- それほど目立ったものは無い、強いてあげれば大きな招き猫ぐらいだろうか。
広くも無く狭くも無い、テーブル席が二つといくつかのカウンター席がある。
必要に応じて広くなったり個室ができるかもしれない。
- 74 : エフィジー/クルス :日: 2002/03/12(火) 23:51
- カレーを、食べ終えました。
「はあ…はあ…何か、悲惨…」
「おいしかったです、アマモトさん。ありがとうございました♪」
>>72
「あ、ごめんなさい、待たせて。はじめてくれますか?」
- 75 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/12(火) 23:52
- >>71
「うんうん♪」
幸せそうに眺めている。
- 76 : 煙雨『パニックレイン』 :日: 2002/03/12(火) 23:53
- >>74
「あいよ・・調べる所まで調べるけどな・・」
席を立つ。
「アマモトか翔影手伝ってくれるか?
場合によっては二人にわけて見た方が良いかもしれん・・」
- 77 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/12(火) 23:53
- >>71
「出来るならなんとかしてあげたいな。」
煙雨にそう言うとほほ笑む。
カレーは食べ終わり、ヨーグルトデザートを食べる。美味しい。
>>72
「そうか.....大変だな。」
お互い忙しい身はまじ大変。
「差し入れとかはいらないか?」
食べ終わった。
- 78 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/12(火) 23:53
- >>74
「喜んでいただけてなによりです♪
エフェジーさんにはまた今度甘口をご馳走しますから・・・。ご勘弁を。」
- 79 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/12(火) 23:55
- >>76
「OK。」
席を移動。
- 80 : エフィジー/クルス :日: 2002/03/12(火) 23:57
- >>76
「それじゃあ、お願いします。」
「ごめんなさい…よろしくお願いします。」
- 81 : 煙雨『パニックレイン』 :日: 2002/03/13(水) 00:01
- >>80
「では・・まず普通に調べましょう・・。
二人が一つの体に共存している状態・・・。
エフィジー/ クルス・・」
『パニックレイン』で触れる。
(とりあえず話して良い所まではなしてください♪
鍵がかかってたら2段階目に移ります。)
- 82 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 00:01
- >>80
「・・・。」
黙って見守る。
- 83 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 00:03
- >>82
同じく黙って見守る。
- 84 : 『O.L』 :日: 2002/03/13(水) 00:04
- >>80-83
「........。」
興味深く見守る。
- 85 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:06
- >>81
煙雨さんの脳裏に、見たことのない風景が浮かび上がってきました。
どこかの田舎の村のような風景です。
太陽が、照りつけるように燦々と降り注ぎ、その向こうには、
広大な畑と田んぼ、そして、その向こうには、山があります。
- 86 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 00:09
- >>84
「........」
煙雨達に注目しつつ、注意を向ける。さりげに。
- 87 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:09
- >>85
田んぼ道の真ん中に、バス停があります。
女の子がひとり、バスから降りてきました。
10歳か、それよりも下かもしれません。
かばんをもって、田んぼ道を、歩いています。
キョロキョロと、辺りを見回しています。
- 88 : 煙雨『パニックレイン』 :日: 2002/03/13(水) 00:10
- >>85
「(ここから先になにがあるのか・・。
もっと深くまで行きましょう・・さぁ・・勇気をだして・・)」
片手でアマモト、翔影を呼ぶ。
「二人に聞いておくが・・精神世界に入る覚悟はあるか?」
- 89 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:13
- >>87
バスは、バス停にとまると、女の子を降ろして…
そして、来た方向に戻っていきました。
『終点』のようです。
- 90 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 00:13
- >>88
「必要なら構わない。命は預けたぞ。」
微笑みつつ同意。
- 91 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 00:14
- >>88
「聞くな、無論だ。」
- 92 : 煙雨『パニックレイン』 :日: 2002/03/13(水) 00:17
- >>89
「(おかしい・・精神は情報に過ぎないはずだ・・。
精神世界の住人・・?そんな馬鹿な・・)」
>>90.>>91
「そうか・・彼女は凄いぞ・・」
- 93 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:18
- >>89
女の子は、田んぼ道を、ゆっくりと、歩いています。
あっちへ行ったり…
こっちへ行ったり…
とても、行く先のあるような、動きでは、ありません。
- 94 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:21
- >>92
どうやら…精神の記憶を、辿っているようです。
「…あれ…ここ…どこ…?」
「お母さん、バスで2000円だって言ってたのに…。
余ったお金で…お菓子を買いなさいって言われたのに…。
お金がもう…ないよ…?」
- 95 : 煙雨『パニックレイン』 :日: 2002/03/13(水) 00:21
- >>93
「(導く者がいないのか?それとも・・)」
もっと深くまで見てみる。
「少女がいる・・迷う・・バス・・」
呟いている。
- 96 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 00:23
- >>92
何があるのか...
- 97 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:24
- 女の子は、どこまでも、どこまでも、ふらふらと歩いて…
気がついたら、太陽が、山の向こうに落ちそうになっていました…。
「う…」
目に、涙が浮かんでいます。
- 98 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 00:24
- >>92
「『ごたく』はいい、さッさとしろ。」
- 99 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:27
- >>97
『お嬢ちゃん、どうしたんだい?こんなところに一人で…。』
木々のおい茂る山のふもと。一軒の農家の前。
目の前には、黒く日焼けした、70歳くらいの…おじいさんが立っていました。
- 100 : 煙雨『パニックレイン』 :日: 2002/03/13(水) 00:27
- >>96、>>98
「では・・行って来てくれ・・私はいけない・・」
二人を掴んでクルスさんの中に入れる。
「(生きて帰ってこい・・)」
(用事で落ちます・・すいません。続けて下さってかまいません。
私の参加は明日でも良いですか?)
- 101 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:29
- >>99
「おじちゃん…ここ…どこ…?」
『どこって…もしかして、嬢ちゃん、迷子なのかい?』
おじいさんは、女の子にやさしく問いかけています。
- 102 : 煙雨『パニックレイン』 :日: 2002/03/13(水) 00:29
- >>100
二人の体を適当な畳においておく。
「(私は見ておかなくてはならない・・すまん。
危険になったらすぐ戻してやるからな・・)」
- 103 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:29
- >>100
よろしいですよ〜。お疲れ様でした。
- 104 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 00:30
- >>100
「?ここは..........」
(#お疲れ様でした。また明日。)
- 105 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 00:30
- >>100
「あいよ。」
クルスの精神世界へ・・・。
(それでは、また明日。)
- 106 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:34
- >>104-5
翔影さんと、アマモトさんが、ふわふわと、浮かんでいます。
…記憶が、流れていきます。
- 107 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 00:35
- >>104
これが人の精神世界?
- 108 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 00:36
- >>107
(>>104× >>107○)
- 109 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 00:36
- >>106
「・・・これが・・・。」
じっとしている。
- 110 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:36
- >>101
『あ〜と、とりあえず、お腹がすいたんじゃあないのかい?』
「…こくり。」
『おーい、お前。かわったお客さんだ。ご飯を一人分、足しとくれ。』
『はいはい。あらまあ、あなた、どこから来たの?おうちの人は?』
『いいから、ご飯をつくっておくれ。ワシも、クタクタだ。』
『ハイハイ。』
- 111 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 00:38
- >>106
...............
奇妙な感覚だ。
>>108
(Sorry! Cancel)
- 112 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 00:41
- >>110
「..あの老夫婦は誰なんだ?」
見たことがあるような、ないような。
(#ひょっとして、写真に写っていた人?)
- 113 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 00:43
- >>110
「見覚えが・・・他人の空似という訳でもなさそうだが・・・。」
- 114 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:46
- >>112
少し若いですが、そのとおりです。
『ふう。うまかった。何時食べても、お前の飯はうまい。』
『あらいやだ。あははは…』
『さて。んで…嬢ちゃんは…どこからきたの?』
「・・・・」
『んー。まあ、いいか。明日でも。今日はとまっていきなさい。』
「こくり。」
『お客様用の布団をだしましょう』
- 115 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 00:51
- >>114
「(クルスはこの老夫婦のことは知らないのか・・・
だとすると今はエフェジー・・・いや、まだ一つなのかもしれない・・・。)」
- 116 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 00:52
- >>114
「(あれは..屋敷で見た写真の)」
- 117 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:52
- >>114
女の子が布団の中に入ると…まわりを包み込んでいた光が、次第に薄れていきました。
- 118 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:55
- >>117
不意に、頭の中に、エフィジーの声が聞こえました。
エフィジー「クルスは、バカだった。ここで素直に、自分の家の電話番号と住所を
教えていれば、何事も無かったのに。」
- 119 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:58
- ちゅん…ちゅん…
光が戻ってきました。…隣で寝ていたおじいさんは、どこかに行ってしまっていました。
おばあさんは、隣のお部屋で、鼻歌まじりに…掃除機をかけています。
『フン…フン…♪』
- 120 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 00:59
- >>114
「これは・・・『区切り』か・・・?」
- 121 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 00:59
- >>117-119
「(・・・・・・・)」
- 122 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 01:00
- >>120
>114→>>117
- 123 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:03
- >>119
「あの…。」
『あらあら。起こしちゃったみたいだねえ。
ごめんなさい。さて、あなたの電話番号とか、住所とか、そろそろ教えてくれるかな?』
掃除機のスイッチをきりながら、おばあさんは、やさしく、女の子に話しかけてくれました。
- 124 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:05
- >>123
(『知らない人に、簡単に、自分の電話番号とか、住所は、教えちゃダメ。わかった?』)
不意に、女の子の頭の中に、お母さんの言っていたことがよぎりました。
でも、女の子は、このやさしいおばあさんに、電話番号を教えることにしたのです…。
- 125 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:09
- >>124
ジー、コロロロロ。ジー、コロロロロロ。ジーー、コロロロロ……
ミーン、ミーン、ミーン…
暑い夏の盛り。おばあさんが、黒い電話をかけています。
それにかぶさって…せみの鳴き声が…聞こえてきます…。
太陽は、今日も燦々と…ふっていました。
女の子は、靴を履くと、外に飛び出していきました…。
- 126 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 01:12
- >>123-125
「(親のところへ連絡か?にしても、彼女の親はなぜあんな小さな子供を
一人でこんな場所へ..?)」
- 127 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:15
- >>126
エフィジー「ただの…お使い…だったのよ」
エフィジー「だけどね…降りるバス停、完璧に間違ってたのよ。
往復分でも余るくらいのお金を持たせたのに…片道で、お金を使い切っちゃうくらいにね
なんで間違えたかっていうのは…そこまでは、私はしらないんだけどさ…」
また、エフィジーの声が聞こえてきました。
- 128 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 01:16
- >>123-125
「これが過去ならば・・・干渉はできんか・・・歯がゆいな・・・。」
- 129 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 01:17
- >>127
なるほど、完璧な迷子か。
- 130 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:17
- >>125
目も眩むような、太陽の下で…おじいさんは、畑を耕していました。
麦わら帽子をかぶって…。汗だくになって…。
女の子は、見たことの無い景色が、とても好きになったようでした。
- 131 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:20
- 不意に、女の子は…変わったものを見つけました。
鉄の柵で囲まれた…畑が、おじいさんの耕している畑とは…
別の方向に…あったのです。
興味がわいた女の子は…そのまま、吸い込まれるように…
柵に、近づいていきました。
- 132 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:23
- 猿が、いました。
森の木の上から…うらめしそうに…くやしそうに…
柵で囲まれた、畑を見つめていました。
「わああっ…お猿さん…」
- 133 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 01:25
- >>131
「(何か危険なものか?)」
- 134 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:26
- >>132
キョロキョロ。
柵を一回りして、中に入る扉を見つけました。
「んしょ…しょっ……あか…ない…」
ギイイイ…ギイ…
女の子は、柵の上を見上げました。
- 135 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 01:26
- >>132
「(…猿…?)」
- 136 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 01:28
- 目の前で起こっていることを黙ってじっと見ている。
「・・・。」
全てを受け止められるように。
- 137 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:29
- 女の子は、柵を登り始めました。
ガシャン、ガシャン…
「ふうっ…ふうっ…」
柵は、2〜3mの高さがありました。
中には、トウモロコシとか…、野菜が…たくさん、植えられていました。
- 138 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 01:29
- >>134
「危ないよ..;」
聞こえないだろうが。
- 139 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:32
- お猿さんたちが…恨めしそうに、畑を見ていた訳は…
畑に、入れないから…。
畑に入れないように、柵には…施されていたから…。
柵の上には、鉄線が、ぐるぐる巻きになっていました。
- 140 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:34
- 『キイーーーーーーーーーッ!キイーーーーーーーーーーーッ!』
遠くの木の上にいたお猿さんたちは、木の枝を揺らしながら、
叫び始めました。
「んしょ、っしょ…っ!」
柵の、一番上まで来て…鉄線に触れた、そのとき。
- 141 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 01:37
- >>139-140
あぁっ危ないよ!
- 142 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 01:38
- >>140
ギキッ・・・
歯を噛んでいる。
- 143 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:40
- バシィィィィィ……………ン。
鉄線に触れた瞬間…光が、女の子を包み込みました。
そして、女の子は、柵の下に放り出されていきました…。
そう…鉄線には、『高圧の電気』が流されていたのです。
作物を荒らす動物たちをよけるために…。
- 144 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 01:41
- >>141
「(くそっ!自由に動けないのか!?)」
- 145 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 01:42
- >>143
「ッ!!」
ギキリッ
「(これが・・・『起源』・・・かッ!?)」
- 146 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 01:43
- >>143
「(あぁっ!!)」
助けようにも動けない。
- 147 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:45
- 薄れゆく意識の中で、誰かの声を、女の子は微かに聞きました。
『おいッ!なんてことだ…お前!ここには近寄るなとなぜ言わなかったんだッ!』
『す…すみません…うっかりしていて…』
『いいから、電話だ!救急車・・・』
手は焼け焦げて…女の子は、朦朧とする意識の中を、さまよっていました…。
暗闇に包まれていきます。
- 148 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 01:46
- >>147
「(まさか、感電がスタンドに目覚めるきっかけに?)」
- 149 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 01:47
- >>147
ギ・・・キ、キリ・・・ギリッ・・・ギギリッ・・・。
「・・・・・・。」
- 150 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:48
- >>145-6
エフィジー「そう…これが、私と、このスタンドが目覚めるきっかけだったんだと思う…。
そして、この後…私が生まれた。」
光が、再び、暗闇を明るく照らしていきます。
- 151 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 01:50
- >>150
「(そう言う目覚め方もあるんだ。もちろん、才能があったんだろうが。)」
黙って状況を見守ります。
- 152 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 01:52
- >>150
「そうか・・・それでエフェジーが・・・」
ほう、と溜息。
「・・・!? という事はこれで記憶が・・・?」
- 153 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:52
- 女の子は、少しずつ目を覚ましていきました。
目の前には、天井が広がっています。
よく見たことのある天井の模様…、女の子が、風邪を引くたびに…
いつも来ては、見ていた・・・見慣れた、病院の天井の模様。
「・・・・」
手には、幾重にも包帯が巻かれ、ベッドに、横たわっていました。
壁を隔てた、向こう側から…誰かが、怒鳴る声が、微かに聞こえます。
- 154 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:54
- >>152
エフィジー「戻るかもしれないし…戻らないかもしれない…
戻れば、私はもう不要だろうけどね…」
- 155 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 01:56
- >>154
「エフィジー.......戻ればあなたは消えてしまうの?」
- 156 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 01:58
- >>154
「つまらないことを言うな・・・!
今度不要だとか言ったらその舌引っこ抜くぞ・・・!」
「記憶が戻っても戻らなくても、エフェジーはクルスとともにあるべきだ
クルスもきっとそれを望む。」
- 157 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:58
- >>153
『あんたたちが、うちの子を預かってくれていたのは…感謝している!
でもだ!こんなことになっては…あんたたちの、注意がたりなかったんじゃあないのか!?
どうなんですか?!今回は、命にかかわる怪我ではなかったが…もし…!』
『すまないことをした…!全部、私らのせいだ。』
『すまないで…すむ問題では…』
(…違う…違う…)
- 158 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:59
- >>155-6
「あははっ…ありがとうね…。」
- 159 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 02:00
- >>156
「そうだな。あなたとクルスさんは二人で一つ。どちらかが欠ければ、
残された者が傷つくかも知れない。あなたはクルスさんと共に生きて。」
- 160 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 02:02
- >>159
(>>156 → >>158)
- 161 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 02:03
- >>157
『大体だ、動物を追い出すにしてもだ…もっと安全な…!』
『あなた、もう止めましょう。この人たちも、悪気があったわけではないのですから』
『だが…!お前、手が…!あの手を見て、そんな悠長なことを・・・』
「手…」
黒く焼け焦げた手。
ためしに、手を握ろうとしましたが…手は、言うことを聞きませんでした。
『すまなかった…私らがもっと注意していれば…』
『その通りだ!二度と、私たちの前に姿を見せるな!』
(違う…私が…おじいさんたちは悪くない…悪いのは私なのに…
どうして…)
- 162 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 02:07
- >>161
「少し・・・矛盾するな・・・何故あの老夫婦は・・・。」
キリ・・・
- 163 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 02:07
- 『私らは…これでもう帰る…細かい話は、しばらくたってから…
だが、その前に、もう一度、あのお嬢ちゃんに会わせては…くれないか』
『だめだ。帰ってくれ、さあ、早く…』
『あなた!』
『うるさい!』
(違う…違う…違う…違うよ…違うよ……違うよ………!!)
バタン…
- 164 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 02:08
- >>161
一番つらいのは怪我をした本人だというのに。大人は残酷だな。
- 165 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 02:13
- >>163
(行きたいよ……会いたいよ…どうして…会えないの…?)
もともと、降りる場所を間違えて、どこを、どう歩いたのかも、
分かりません。バスに乗るお金もないし…第一、お父さんは、会いにいかせなかったでしょう。
もう、女の子には、彼らに会いに行く術が、無かったのです。
- 166 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 02:17
- >>165
「(老夫婦に会いたい気持ちと、複雑な心理が重なった結果が
二重の人格に?)」
- 167 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 02:17
- >>165
「そして・・・『バッド・ムーン・ライジング』・・・か。」
キ・・・。
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