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アマモトの奇妙なカレーショップ。

1 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/11(月) 03:18
本日より開店いたします『カレーショップアマモト』
店長は私アマモトでございます。
ここは純粋にカレーと雑談を楽しむスレ、バトルな方は他スレへどうぞ。
それでは、良きカレーを・・・。
                        
メニューは>>2

77 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/12(火) 23:53
>>71
「出来るならなんとかしてあげたいな。」
煙雨にそう言うとほほ笑む。
カレーは食べ終わり、ヨーグルトデザートを食べる。美味しい。
 
>>72
「そうか.....大変だな。」
お互い忙しい身はまじ大変。
 
「差し入れとかはいらないか?」
食べ終わった。

78 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/12(火) 23:53
>>74
「喜んでいただけてなによりです♪
エフェジーさんにはまた今度甘口をご馳走しますから・・・。ご勘弁を。」

79 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/12(火) 23:55
>>76
「OK。」
 
席を移動。

80 : エフィジー/クルス :日: 2002/03/12(火) 23:57
>>76
「それじゃあ、お願いします。」
「ごめんなさい…よろしくお願いします。」

81 : 煙雨『パニックレイン』 :日: 2002/03/13(水) 00:01
>>80
「では・・まず普通に調べましょう・・。
二人が一つの体に共存している状態・・・。
エフィジー/ クルス・・」
『パニックレイン』で触れる。

(とりあえず話して良い所まではなしてください♪
鍵がかかってたら2段階目に移ります。)

82 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 00:01
>>80
「・・・。」
黙って見守る。

83 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 00:03
>>82
同じく黙って見守る。

84 : 『O.L』 :日: 2002/03/13(水) 00:04
>>80-83
「........。」
興味深く見守る。

85 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:06
>>81
煙雨さんの脳裏に、見たことのない風景が浮かび上がってきました。
どこかの田舎の村のような風景です。
太陽が、照りつけるように燦々と降り注ぎ、その向こうには、
広大な畑と田んぼ、そして、その向こうには、山があります。

86 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 00:09
>>84
「........」
煙雨達に注目しつつ、注意を向ける。さりげに。

87 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:09
>>85
田んぼ道の真ん中に、バス停があります。

女の子がひとり、バスから降りてきました。
10歳か、それよりも下かもしれません。

かばんをもって、田んぼ道を、歩いています。
キョロキョロと、辺りを見回しています。

88 : 煙雨『パニックレイン』 :日: 2002/03/13(水) 00:10
>>85
「(ここから先になにがあるのか・・。
もっと深くまで行きましょう・・さぁ・・勇気をだして・・)」
片手でアマモト、翔影を呼ぶ。
「二人に聞いておくが・・精神世界に入る覚悟はあるか?」

89 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:13
>>87
バスは、バス停にとまると、女の子を降ろして…
そして、来た方向に戻っていきました。

『終点』のようです。

90 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 00:13
>>88
「必要なら構わない。命は預けたぞ。」
微笑みつつ同意。

91 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 00:14
>>88
「聞くな、無論だ。」

92 : 煙雨『パニックレイン』 :日: 2002/03/13(水) 00:17
>>89
「(おかしい・・精神は情報に過ぎないはずだ・・。
精神世界の住人・・?そんな馬鹿な・・)」
>>90.>>91
「そうか・・彼女は凄いぞ・・」

93 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:18
>>89
女の子は、田んぼ道を、ゆっくりと、歩いています。
あっちへ行ったり…
こっちへ行ったり…

とても、行く先のあるような、動きでは、ありません。

94 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:21
>>92
どうやら…精神の記憶を、辿っているようです。

「…あれ…ここ…どこ…?」

「お母さん、バスで2000円だって言ってたのに…。
余ったお金で…お菓子を買いなさいって言われたのに…。
お金がもう…ないよ…?」

95 : 煙雨『パニックレイン』 :日: 2002/03/13(水) 00:21
>>93
「(導く者がいないのか?それとも・・)」
もっと深くまで見てみる。
「少女がいる・・迷う・・バス・・」
呟いている。

96 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 00:23
>>92
何があるのか...

97 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:24
女の子は、どこまでも、どこまでも、ふらふらと歩いて…

気がついたら、太陽が、山の向こうに落ちそうになっていました…。

「う…」
目に、涙が浮かんでいます。

98 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 00:24
>>92
「『ごたく』はいい、さッさとしろ。」

99 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:27
>>97
『お嬢ちゃん、どうしたんだい?こんなところに一人で…。』

木々のおい茂る山のふもと。一軒の農家の前。

目の前には、黒く日焼けした、70歳くらいの…おじいさんが立っていました。

100 : 煙雨『パニックレイン』 :日: 2002/03/13(水) 00:27
>>96>>98
「では・・行って来てくれ・・私はいけない・・」
二人を掴んでクルスさんの中に入れる。
「(生きて帰ってこい・・)」

(用事で落ちます・・すいません。続けて下さってかまいません。
私の参加は明日でも良いですか?)

101 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:29
>>99
「おじちゃん…ここ…どこ…?」

『どこって…もしかして、嬢ちゃん、迷子なのかい?』
おじいさんは、女の子にやさしく問いかけています。

102 : 煙雨『パニックレイン』 :日: 2002/03/13(水) 00:29
>>100
二人の体を適当な畳においておく。
「(私は見ておかなくてはならない・・すまん。
危険になったらすぐ戻してやるからな・・)」

103 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:29
>>100
よろしいですよ〜。お疲れ様でした。

104 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 00:30
>>100
「?ここは..........」
 
(#お疲れ様でした。また明日。)

105 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 00:30
>>100
「あいよ。」
クルスの精神世界へ・・・。
(それでは、また明日。)

106 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:34
>>104-5
翔影さんと、アマモトさんが、ふわふわと、浮かんでいます。
…記憶が、流れていきます。

107 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 00:35
>>104
これが人の精神世界?

108 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 00:36
>>107
(>>104× >>107○)

109 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 00:36
>>106
「・・・これが・・・。」
じっとしている。

110 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:36
>>101
『あ〜と、とりあえず、お腹がすいたんじゃあないのかい?』
「…こくり。」

『おーい、お前。かわったお客さんだ。ご飯を一人分、足しとくれ。』
『はいはい。あらまあ、あなた、どこから来たの?おうちの人は?』
『いいから、ご飯をつくっておくれ。ワシも、クタクタだ。』
『ハイハイ。』

111 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 00:38
>>106
...............
奇妙な感覚だ。
 
>>108
(Sorry! Cancel)

112 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 00:41
>>110
「..あの老夫婦は誰なんだ?」
見たことがあるような、ないような。
(#ひょっとして、写真に写っていた人?)

113 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 00:43
>>110
「見覚えが・・・他人の空似という訳でもなさそうだが・・・。」

114 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:46
>>112
少し若いですが、そのとおりです。

『ふう。うまかった。何時食べても、お前の飯はうまい。』
『あらいやだ。あははは…』
『さて。んで…嬢ちゃんは…どこからきたの?』
「・・・・」
『んー。まあ、いいか。明日でも。今日はとまっていきなさい。』
「こくり。」
『お客様用の布団をだしましょう』

115 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 00:51
>>114
「(クルスはこの老夫婦のことは知らないのか・・・
だとすると今はエフェジー・・・いや、まだ一つなのかもしれない・・・。)」

116 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 00:52
>>114
「(あれは..屋敷で見た写真の)」

117 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:52
>>114
女の子が布団の中に入ると…まわりを包み込んでいた光が、次第に薄れていきました。

118 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:55
>>117
不意に、頭の中に、エフィジーの声が聞こえました。
エフィジー「クルスは、バカだった。ここで素直に、自分の家の電話番号と住所を
教えていれば、何事も無かったのに。」

119 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 00:58
ちゅん…ちゅん…

光が戻ってきました。…隣で寝ていたおじいさんは、どこかに行ってしまっていました。
おばあさんは、隣のお部屋で、鼻歌まじりに…掃除機をかけています。
『フン…フン…♪』

120 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 00:59
>>114
「これは・・・『区切り』か・・・?」

121 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 00:59
>>117-119
「(・・・・・・・)」

122 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 01:00
>>120
>114→>>117

123 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:03
>>119
「あの…。」
『あらあら。起こしちゃったみたいだねえ。
ごめんなさい。さて、あなたの電話番号とか、住所とか、そろそろ教えてくれるかな?』
掃除機のスイッチをきりながら、おばあさんは、やさしく、女の子に話しかけてくれました。

124 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:05
>>123
(『知らない人に、簡単に、自分の電話番号とか、住所は、教えちゃダメ。わかった?』)
不意に、女の子の頭の中に、お母さんの言っていたことがよぎりました。
でも、女の子は、このやさしいおばあさんに、電話番号を教えることにしたのです…。

125 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:09
>>124
ジー、コロロロロ。ジー、コロロロロロ。ジーー、コロロロロ……
ミーン、ミーン、ミーン…

暑い夏の盛り。おばあさんが、黒い電話をかけています。
それにかぶさって…せみの鳴き声が…聞こえてきます…。

太陽は、今日も燦々と…ふっていました。
女の子は、靴を履くと、外に飛び出していきました…。

126 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 01:12
>>123-125
「(親のところへ連絡か?にしても、彼女の親はなぜあんな小さな子供を
一人でこんな場所へ..?)」

127 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:15
>>126

エフィジー「ただの…お使い…だったのよ」

エフィジー「だけどね…降りるバス停、完璧に間違ってたのよ。
往復分でも余るくらいのお金を持たせたのに…片道で、お金を使い切っちゃうくらいにね
なんで間違えたかっていうのは…そこまでは、私はしらないんだけどさ…」
また、エフィジーの声が聞こえてきました。

128 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 01:16
>>123-125
「これが過去ならば・・・干渉はできんか・・・歯がゆいな・・・。」

129 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 01:17
>>127
なるほど、完璧な迷子か。

130 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:17
>>125
目も眩むような、太陽の下で…おじいさんは、畑を耕していました。
麦わら帽子をかぶって…。汗だくになって…。

女の子は、見たことの無い景色が、とても好きになったようでした。

131 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:20
不意に、女の子は…変わったものを見つけました。

鉄の柵で囲まれた…畑が、おじいさんの耕している畑とは…
別の方向に…あったのです。

興味がわいた女の子は…そのまま、吸い込まれるように…
柵に、近づいていきました。

132 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:23
猿が、いました。

森の木の上から…うらめしそうに…くやしそうに…
柵で囲まれた、畑を見つめていました。

「わああっ…お猿さん…」

133 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 01:25
>>131
「(何か危険なものか?)」

134 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:26
>>132
キョロキョロ。

柵を一回りして、中に入る扉を見つけました。

「んしょ…しょっ……あか…ない…」
ギイイイ…ギイ…

女の子は、柵の上を見上げました。

135 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 01:26
>>132
「(…猿…?)」

136 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 01:28
目の前で起こっていることを黙ってじっと見ている。
「・・・。」
全てを受け止められるように。

137 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:29
女の子は、柵を登り始めました。

ガシャン、ガシャン…

「ふうっ…ふうっ…」
柵は、2〜3mの高さがありました。
中には、トウモロコシとか…、野菜が…たくさん、植えられていました。

138 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 01:29
>>134
「危ないよ..;」
聞こえないだろうが。

139 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:32
お猿さんたちが…恨めしそうに、畑を見ていた訳は…
畑に、入れないから…。
畑に入れないように、柵には…施されていたから…。

柵の上には、鉄線が、ぐるぐる巻きになっていました。

140 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:34
『キイーーーーーーーーーッ!キイーーーーーーーーーーーッ!』
遠くの木の上にいたお猿さんたちは、木の枝を揺らしながら、
叫び始めました。

「んしょ、っしょ…っ!」
柵の、一番上まで来て…鉄線に触れた、そのとき。

141 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 01:37
>>139-140
あぁっ危ないよ!

142 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 01:38
>>140
ギキッ・・・
歯を噛んでいる。

143 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:40
バシィィィィィ……………ン。

鉄線に触れた瞬間…光が、女の子を包み込みました。
そして、女の子は、柵の下に放り出されていきました…。

そう…鉄線には、『高圧の電気』が流されていたのです。
作物を荒らす動物たちをよけるために…。

144 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 01:41
>>141
「(くそっ!自由に動けないのか!?)」

145 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 01:42
>>143
「ッ!!」
ギキリッ
「(これが・・・『起源』・・・かッ!?)」

146 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 01:43
>>143
「(あぁっ!!)」
助けようにも動けない。

147 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:45
薄れゆく意識の中で、誰かの声を、女の子は微かに聞きました。

『おいッ!なんてことだ…お前!ここには近寄るなとなぜ言わなかったんだッ!』
『す…すみません…うっかりしていて…』
『いいから、電話だ!救急車・・・』

手は焼け焦げて…女の子は、朦朧とする意識の中を、さまよっていました…。
暗闇に包まれていきます。

148 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 01:46
>>147
「(まさか、感電がスタンドに目覚めるきっかけに?)」

149 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 01:47
>>147
ギ・・・キ、キリ・・・ギリッ・・・ギギリッ・・・。
「・・・・・・。」

150 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:48
>>145-6
エフィジー「そう…これが、私と、このスタンドが目覚めるきっかけだったんだと思う…。
そして、この後…私が生まれた。」

光が、再び、暗闇を明るく照らしていきます。

151 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 01:50
>>150
「(そう言う目覚め方もあるんだ。もちろん、才能があったんだろうが。)」
黙って状況を見守ります。

152 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 01:52
>>150
「そうか・・・それでエフェジーが・・・」
ほう、と溜息。
「・・・!? という事はこれで記憶が・・・?」

153 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:52
女の子は、少しずつ目を覚ましていきました。

目の前には、天井が広がっています。
よく見たことのある天井の模様…、女の子が、風邪を引くたびに…
いつも来ては、見ていた・・・見慣れた、病院の天井の模様。

「・・・・」
手には、幾重にも包帯が巻かれ、ベッドに、横たわっていました。
壁を隔てた、向こう側から…誰かが、怒鳴る声が、微かに聞こえます。

154 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:54
>>152
エフィジー「戻るかもしれないし…戻らないかもしれない…
戻れば、私はもう不要だろうけどね…」

155 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 01:56
>>154
「エフィジー.......戻ればあなたは消えてしまうの?」

156 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 01:58
>>154
「つまらないことを言うな・・・!
今度不要だとか言ったらその舌引っこ抜くぞ・・・!」
「記憶が戻っても戻らなくても、エフェジーはクルスとともにあるべきだ
クルスもきっとそれを望む。」

157 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:58
>>153
『あんたたちが、うちの子を預かってくれていたのは…感謝している!
でもだ!こんなことになっては…あんたたちの、注意がたりなかったんじゃあないのか!?
どうなんですか?!今回は、命にかかわる怪我ではなかったが…もし…!』

『すまないことをした…!全部、私らのせいだ。』

『すまないで…すむ問題では…』

(…違う…違う…)

158 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 01:59
>>155-6
「あははっ…ありがとうね…。」

159 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 02:00
>>156
「そうだな。あなたとクルスさんは二人で一つ。どちらかが欠ければ、
残された者が傷つくかも知れない。あなたはクルスさんと共に生きて。」

160 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 02:02
>>159
(>>156>>158)

161 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 02:03
>>157
『大体だ、動物を追い出すにしてもだ…もっと安全な…!』
『あなた、もう止めましょう。この人たちも、悪気があったわけではないのですから』
『だが…!お前、手が…!あの手を見て、そんな悠長なことを・・・』

「手…」
黒く焼け焦げた手。
ためしに、手を握ろうとしましたが…手は、言うことを聞きませんでした。

『すまなかった…私らがもっと注意していれば…』
『その通りだ!二度と、私たちの前に姿を見せるな!』

(違う…私が…おじいさんたちは悪くない…悪いのは私なのに…
どうして…)

162 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 02:07
>>161
「少し・・・矛盾するな・・・何故あの老夫婦は・・・。」
キリ・・・

163 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 02:07
『私らは…これでもう帰る…細かい話は、しばらくたってから…
だが、その前に、もう一度、あのお嬢ちゃんに会わせては…くれないか』
『だめだ。帰ってくれ、さあ、早く…』
『あなた!』
『うるさい!』

(違う…違う…違う…違うよ…違うよ……違うよ………!!)
バタン…

164 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 02:08
>>161
一番つらいのは怪我をした本人だというのに。大人は残酷だな。

165 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 02:13
>>163
(行きたいよ……会いたいよ…どうして…会えないの…?)

もともと、降りる場所を間違えて、どこを、どう歩いたのかも、
分かりません。バスに乗るお金もないし…第一、お父さんは、会いにいかせなかったでしょう。
もう、女の子には、彼らに会いに行く術が、無かったのです。

166 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 02:17
>>165
「(老夫婦に会いたい気持ちと、複雑な心理が重なった結果が
二重の人格に?)」

167 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 02:17
>>165
「そして・・・『バッド・ムーン・ライジング』・・・か。」
キ・・・。

168 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 02:20
なんとなく、バラバラのパズルがつながった気がした。

169 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 02:20
>>165
少しして、女の子は、夢を見ました。
自分にそっくりな子と、小さな小鳥と、出会いました。
「行きたいよ…行かせて…」
『アイタイノ?ジャア、アイニイケバイイジャナイノ?』

「だけど…お父さんが…」
『ジャア、ワタシガイッタゲル。ワタシハアンタデ、アンタハワタシ。
オナジダカラ、ドッチガイッテモイイヨネ。
デ、アンタハ、イママデノコトヲワスレチャエバ。ソウスレバ、
アンタト、アンタノパパハシアワセ。デ、ワタシガアイニイクカラ、
オジイサンタチモシアワセ。ナンカ、モンクアル?』

「あなたは…幸せになれるの?」
『ワタシハ…コノセカイニ、ウマレルコトガデキタカラ…ソレダケデシアワセ。
ホラ…カンタン、デショ?』

170 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 02:22
>>169
「そうか・・・だから君は・・・
老夫婦とクルスの為に・・・。」

171 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 02:23
>>169
「(『バッド・ムーン・ライジング』?いや、エフィジー........?)」

172 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 02:26
その夜、エフィジーになったクルスは、こっそりと、旅立っていきました。

バッド・ムーン・ライジングと、ブルーヴェルヴェッツは、人の心を翼に乗せて、
どこまでも空高く、飛んでいきます。

女の子のお母さんだけは、このことに気がついていたようです。
だから、女の子が、突然いなくなっても、大慌てをするお父さんを制止し、
ゆっくりとお茶を飲んでいました…。

173 : アマモト『ディーバ』 :日: 2002/03/13(水) 02:29
>>172
「そして今に・・・か。」

174 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 02:29
>>170-1
「なんか恥ずかしいなぁ、もう。あははっ。そう。
それが私達の始まり。ま、私は別に大したことはしてないけどさ。
あとはー、まあ、クルスが、このことを思い出したら…
私がどうなるか、かな…わかんないな。」

175 : 翔影『パトリオット』 :日: 2002/03/13(水) 02:32
>>174
「(だめだよ、そんな事言うのは。えん魔様に舌をぬかれるからな。)」
納得...........。

176 : 『2つに分かれた、精神の世界』 :日: 2002/03/13(水) 02:32
>>173
「そう。今まで、月末にだけ、私は空を飛び、
クルスの代わりをしてきたって訳。…さ、昔話はもう終わり…
『パニックレイン』も終わり…煙雨さん、これで終わりだよ。」

177 : 『O.L』 :日: 2002/03/13(水) 02:33
「(飛んでもない状況だな。店を閉めた方がよくないか?誰か寝てるし..)」
暗殺者のくせに気配り上手?

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