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我が名は花京院典明!

80 :フェイク『男』のスタンド学講座 :日:03/03/01 19:23 ID:AwMOqZMv
なんだかやたら強い能力ばかりになってしまった鑑定三回目。応援ありがとう。さて、前回の続きだ。

スタンド能力は『一人一能力』だ。
しかし、見るからに複数の能力を有しているようなスタンドも存在する。
ハイウェイスターは幻覚を見せ、臭いを覚え、バラバラになって時速60kmで自動追跡し、テレポートし、養分を吸う。
ホワイトスネイクはDISKを抜き取り、幻覚を見せ、ドロドロに溶かし、ついでに視覚まで抜き取る。
これは何故なのか? 荒木の怠慢だと切り捨てるのはたやすいが、そこにはちゃんと理由があると私は考える。

スタンド能力には『理由』がある。
スタンド使いがこういう性格をしているからこういう能力だ、というものもあるし、
こういう能力だからこういうヴィジョンをしている、というものもある。
こういう物事をモチーフにしているからこういう側面をもっている、というものもある。(先の『荒木的発想法』だ)
パワーやスピードなどのパラメータ、ヴィジョン、スタンドの名前、能力の内容と発動条件、本体の精神や肉体の状態……
全ての要素が互いに絡み合っており、無駄な要素は一つも無い。
複数の能力があるのも、そういった絡み合う要素の一つに過ぎないのだ。

そして、そういったいくつも絡み合う要素の中央に、スタンド能力の『中心』がある。
全ての要素はその『中心』のために存在しているのだ。次回はこれを詳しく説明しよう。

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0ch BBS 2004-02-21