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『戦闘相談』スレッド Stage.2

1 : 『代理人』 :日: 2002/05/17(金) 00:40
ここは戦闘に関する相談をする場所だ。
当然ここでも戦闘は禁止だ。
あくまでも紳士的な相談をお願いする。

前スレ
『戦闘相談』スレッド
http://jbbs.shitaraba.com/movie/bbs/read.cgi?BBS=413&KEY=1014223810

789 : 何者だッ!? :日: 2002/07/07(日) 22:45
>259

「まさかッ、おとり………?」

反射的に叫ぶと、彼の視線は自然にその球体に移る───独特な球体のフォルムをした、新たな殺戮マシーン。
デビル・ガンダムの登場の音にかき消されて、気づいていなかったのだ。

「残念ながら、あのデビル・ガンダムは、まだ誰も生体ユニットとして乗せてませんのでね・・・。
せいぜい、私のスイッチでここへ呼び寄せるのが精一杯なのですよ。
・・・しかしながら、デビルガンダム四天王の一つ、ウォルターガンダム一機ならば、
今日までに復活させる事も可能だったのでね。
そう・・・一度は、あのドモン=カッシュに破壊されたモビル・ファイターですからね・・・。
その為に修理重視で、サイズをやや小型化させてしまいましたが、威力はあの時のままですよ!
そう・・・生体ユニットを組み込みさえすれば!そのためにも、まずは、お前から葬ってあげましょう!
こい!ウォルターガンダム!!」

変化するウォルター・ガンダム、球体が割れて、足が生える。腕は球体の外から。
その形相はまるで悪魔のごとき異形。戦闘モードだろうか。そして───

「ふっふっふっふ・・・これです!これが私が求めてる力の一端!
後はデビルガンダムさえ、起動できればぁぁっ!!!!」

ウォンの叫びと共に、ビームキャノンの乱射ッ!!!

「こんなものに殺られて、ナディアさんに………逢えるかァ!!!」

全てのビームを『スタンド』で吸収、空を舞う男はウォルター・ガンダムに全てのビームを集め、反射させるッ。

「奇跡を信じてェッ………想いは届くとォ。………ナディアさん、見ててくださいね。」

魂の叫びと共に、超極太レーザーがウォルター・ガンダムを襲うッ。

790 : 何者だッ!? :日: 2002/07/07(日) 23:35
>264

「ぬうっ! やらせん、やらせんぞ!」

反射させたレーザーの幾つかが、ウォルター・ガンダムにヒット。

「ぐうっ! き、貴様ぁぁっ!!
───・・・と、まあお芝居は、これぐらいしますか・・・見ろぉっ!!」

形勢逆転ですよ。ナディアさん………と彼が小さくガッツポーズをとろうとした瞬間。
ウォルター・ガンダムの破損箇所がみるみるうちに直っていく、生体部品の強み。

「ククク・・・DG細胞の力を得た私に勝てるものか!!
私は、グレェイドウォォンなのですからぁっ!!」

ウォンの言葉が壊れつつある。理性の崩壊だろうか。
───ナディアさん、覚えています?酒の席で失態を演じてしまったあの日のことを。

「───理性って、必要なものなんですよね?ナディアさん」

一旦、彼はウォルター・ガンダムに向かって微笑みをかける。
自分の過去を、そして眼前のウォンを、自分の中で振り返って、俺は前に、進みます。ナディアさん。
その刹那、ウォルター・ガンダムが動くッ───

「今度はこちらの番ですっ!!アタックモードぉっ!!!」

再び球体へと姿を変えるウォルター・ガンダム。高速回転で突っ込んでくる。

「死ね、死ねっ!!死んでしまうのですっ!!!」

理性の消えたウォンを見ながら。彼はまた、ほくそ笑んだ。

「ふふっ、どうやら頭部を潰さなければ際限なく再生するようですね。狙うは………頭部ッ!
  ───ねっ、理性は必要でしょ。ナディアさん。」

この考えに至るまで、わずか一秒。そして、己の力のみでウォルター・ガンダムの頭部に全力で突っ込む!!!
神速にて強力、すでに人間の域など脱していた───

791 : ウォン :=#FF0000>(GGUNiY8c) 投稿日: 2002/07/07(日) 23:47

一撃・・・!
名無しの攻撃が、ウォルターガンダムの頭部・・・が存在する位置の装甲を打ち抜いた!
だが・・・!
「ふぅふぅはぁはぁ! 甘いぃ、甘すぎるぞおぉっ!!」

やはり、DG細胞で直って行く・・・!
頭部さえ破壊すれば、全ては終わりであるが、そこまで突きぬけていなかった・・・!

「そらそら、どうしたっ!!名無しごときは、その程度なのですかぁっ!?
お笑いにもなりませんねぇっ!!」

再びアタックモードで名無しを狙い、ボールのごとく、弾むようにさらに闘技場そのものにも
ダメージを与えて、破壊の限りを尽すウォルターガンダムっ!!
無論、反射角度を考えて、何度も狙っているっ!

「それそれそれぉっ!!体当たりだけかと思ってるとぉぉ!!
痛い目を見ますよぉぉぉっ!!!!!」

挙句の果てに、腕を展開させて、ビームキャノンまで乱射しまくる。
狂気・・・まさに、ウォルターガンダムの姿に偽りなき行動だった・・・。

「今度はこれですかぁ!?」

MF形態・・・正式名称スタンディングモードに変形すると今度は、腕の爪を突きまくるっ!!
だが、ウォンは気づいていない・・・今、最大の弱点をさらした事に・・・!

792 : デビル・ガンダム :日: 2002/07/08(月) 00:54
>294

・・・ウォンの最後の行動によって、活動が開始されるデビル・ガンダム!!!
だが、コアがなければデビル・ガンダムは活動できないはず。

・・・・・しかし、コアの中心部には銀色に輝く一人の女性が。

その女性は、彼にとって見覚えのある顔だった。
ただし、ナディアではなく・・・・・そう、彼の妹。

「ふははははっ、私が死んでもデビル・ガンダムは健在。
本当なら貴方の望みの方をコアにするつもりだったのですがねぇ。
あなたの妹さん。超能力者でしょう?テレパシストでしたっけ………
こうして、死者の残留思念も伝えることが出来るなんて、これ以上のコアが存在しますか?
ふふははははははっ・・・・・・私を殺したことを悔やみながら、死んでください」

悪夢と言う名の『恐怖:Terror』デビル・ガンダムから、名無しに向けて無数のガンダムヘッドが襲い来る。

793 : 何者だッ!? :日: 2002/07/08(月) 01:22
>307

───戦慄が駆け抜けたッ。デビル・ガンダムの中心にいるのは自分の妹。
おてんばで、高飛車で、負けず嫌いで………自分にいつもついて回り、いつもだらしない俺を助けてくれる妹が。

───今ッ、デビル・ガンダムの中心にいる。

知ってるさ、俺がナディアさんに振られて………そのあと、交通事故にあって………
そのあと、お前がナディアさんと口論になったことぐらい。
お前がいっつも、俺の食べてる量に負けじと、軽々と食べる振りを続けていたことぐらい。
まあ、いつしか、お前もあれぐらいの量、軽々食べれるようになっちまったな。
そして、交通事故で意識がなかったとき、ナディアさんを病室にそれとなく連れてきてくれたよな。
リハビリでも、世話になりっぱなしだったっけな。俺が迷惑だっていっても付きっきりで───

───でもな、兄ちゃん。これだけはわからないッ、いや……わかりたくない。

「なんで、お前が………そこにいて、俺に攻撃しなきゃいけないんだよッ
 なあ、俺にどうしろって言うんだ?兄ちゃん解らねえ、解りたくもないよッ!!」

無数のガンダムヘッドが彼を襲う───

「なあ………、甘えるようだが、俺はお前を攻撃できないよ」

ねぇ、ナディアさん………貴女だったら、なんて言って俺を叱咤激励してくれますか?

うつろな目で、全てを受け流し、防戦一方の名無し。
彼の無敵の力も───肉親である妹を目の前にして、無力と化していた………

794 : デビル・ガンダム :日: 2002/07/08(月) 01:51
>320

「ふははははっ、さすがですよデビル・ガンダム。私の夢です。
私がたとえ死んでも夢は叶うのですよ。ふはははははっ
たとえ、無敵の力であろうと『期限付き』でしょう?あなたの能力は?
もうすぐ、夜が明けてしまいますよぉ?終わりなんですよぉ?ふはははははっ」

ウォンの悪魔の笑い声が響きわたる。残留思念としてもやはり、変わることのない悪魔。

コアである、妹の脳裏に虚ろな目がはっきりと・・・・・見えた。
テレパスである妹の能力が、デビル・ガンダムと同化している以上。
それは・・・妹にも見えてはいる。たとえ、DG細胞が浸食しつつあっても。

涙が零れ落ちる、銀色のコアと化した自分の頬を伝って。
兄との想い出一つ一つがきらめくように、走馬燈のように脳裏を駆けめぐる・・・・・

「に・・い・・・さ・・・・ま・・・・・・・」

己の『力』を、持って生まれたテレパスの能力を、今一度DG細胞の呪縛を振り払って
妹の声が名無しの頭に響き渡る───

795 : 何者だッ!? :日: 2002/07/08(月) 02:19
>348

「ふははははっ、さすがですよデビル・ガンダム。さすがは私の夢です。
私がたとえ死んでも夢は叶うのですよ。ふはははははっ
たとえ、無敵の力であろうと『期限付き』でしょう?あなたの能力は?
もうすぐ、夜が明けてしまいますよぉ?終わりなんですよぉ?ふはははははっ」

───ウォンの叫びも無視して、虚ろにガンダムヘッドの攻撃を避け続ける名無し。
すでに、目から生気は消えかかっていたその時………

「に・・い・・・さ・・・・ま・・・・・・・」

妹の声が名無しの頭に響き渡る───そうだよな、妹はテレパシストだ。
第六感というか、なんかそう言う世界で俺の心とか、読まれちゃうんだな。幻聴か───いや、幻聴じゃない
いつもの妹の、気の強い声だ。ほっと名無しは安堵のため息をついた………

「兄様?聞こえていますの?これだけはっきりと兄様の心に入り込めるのも
最後のようですわね………いいですこと?兄様がここで負ければ私はきっと、兄様だけでなく。
ナディアも巻き添えにしてしまいますわ。それぐらいの未来は読めまして。
いいですこと?この後、デビル・ガンダムはレーザーを充填し放ちますわ。
これが、私がデビル・ガンダムに介入できる最初で最後のチャンスですわ。」

妹の声が───名無しの、兄としての顔を取り戻させつつあった──────
妹に無様な顔は見せられないでしょう?………ナディアさん!

796 : デビル・ガンダム :日: 2002/07/08(月) 02:41
>369

「どうしたのです・・・・・・デビル・ガンダム?私の言うことを聞きなさい・・・・・・
くっ、死んでしまっている私が、これ以上デビル・ガンダムに介入できないのが、
悔やんでも悔やみきれませんねぇ・・・・な、何をするんです、やめなさい・・・・・・」

ガンダムヘッドの攻撃が止み、レーザー砲が顔を覗かせる。
妹は、かまわず兄への精神介入を続ける。

「ですから、その隙を見計らって兄様の力でコアを破壊してくださいませ。
私、兄様の妹で幸せでしたわ。こうなったことも後悔は致しておりませんわ。
いいですこと、私からの最後の伝言ですわ………必ず、ナディアを見つけて
幸せになってくださいませ、この名無しの妹からの最後のお願いですわ………
・・・・それ…ぐら・・・・い、私・・の・・・・・兄様・・・なら・簡・単・・に叶・・えて・・・・・」

そこで妹の精神介入は途切れた・・・・薄れゆく意識の中で、妹は兄を思った・・・・・

兄様?私はここが限界のようですわ・・・。いいですこと、私の兄様は貴男一人なんですから・・・・・

光が、レーザー砲の中に充填されていく。全てをかき消すレーザーが・・・・・

「これで、これでいいのですよ・・・・・デビルガンダム
全てをかき消してしまいなさい・・・・・・ふはははははははっ」

残留思念であるウォンの叫びが、夜の沈黙を破ったッ・・・・・・・

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